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森の案内人になろう 〜秋のわっぱらんど実施レポート

第7回講座「森の案内人になろう 〜秋のわっぱらんど」 実施レポート

10月25日、紅葉真っ盛りのわっぱらんどで、約15名の方々に
ご参加頂き、「森の案内人になろう~秋のわっぱらんど」を開きました。
講師は春・夏と同じく、わっぱらんどの会、市川喜代志さんです。

季節は秋。果たしてどんな植物が観察出来るのでしょうか。
 

この季節、わっぱらんどではどんぐりが豊富です。

どんぐりにも、大きいもの、細長いもの、丸くて小さいものなど、数種類あります。栗もどんぐりの仲間です。
小さいものはコナラ、丸いものはカシワ、細長いものはミズナラです。
写真はコナラのどんぐり。どんぐりが実らないと、山に住んでいる熊は食べるものがなく、仕方なく里に出てきて食べ物を探します。
どんぐりは森にとってはとても大切ものなのです。


左の赤い葉はヌリデです。この辺りでは一番早く紅葉します。

こちらは山ウルシ。ヌリデによく似ていますが違う植物です。
ウルシはご存知のとおり触るとかぶれてしまうので注意が必要です。




男の子が手に持っているキノコはヌメリイグチといいます。
この日最初に発見したキノコです。
この辺りでは、ジコボ・リコボとも呼ばれますが、肉厚でおいしいキノコ。さっとゆでて大根おろしで和え、おしょうゆをかけて頂くとおいしいです。




春・夏にも観測できたホウの葉。秋になると茶色くなります。

講師の市川さん、なにやらこの大きな葉っぱに穴をあけだしました。
一体何をするのでしょう?


お面です。葉っぱが男の子の顔よりはるかに大きい!

市川さんの手に掛かると、ただの葉っぱも楽しいものに大変身。
 


ノアザミです。

夏からずっと咲いていますが、生命力の強い植物ですね。
この花は服にくっつくので、お友達となげっこしながら遊べます。


秋のコシアブラの葉っぱです。他の葉に比べると薄い黄緑色なので、わかりやすいです。春に取れるコシアブラの芽はもっと濃い緑色をしていますが、秋になるとこんなに色が変わります。



やっと2種類目のキノコを発見!
これはジナメコ。このキノコはひとつ見つけるとまわりにもたくさん生えているそうです。去年はたくさん取れましたが、今年はなぜかキノコがものすごく少なかったそうです。市川さんは曰く「今年の夏は変な天気だったし、秋は雨が少なかったからかやぁ」
この他わっぱらんど周辺にはムラサキシメジも出ます。
 


真ん中の少し薄い色の木、リョウブといいます。
この木の芽は食べられます。東北の方では昔、作物が実らない時に、ごはんに入れて食べていたそうです。
凶作の時のために、一軒に一本は植えてあったとか。




カシワの葉です。
春は青々としていますが、秋はこんなきれいな色に変わります。
葉っぱもかなり大きいですね。


 これはコナシ。夏は実も青く、
味も酸っぱかったのですが、秋になるとドライフルーツのように赤くなり、味も甘くなっていました。
 
サルノコシカケです。こう見えてもキノコで、木に生えます。
猿が座れるくらい固いのでこの名がついたとか。

白くておいしそうですが、食べる事はできません。
 




春・夏とはまた違った自然が楽しめた今回の講座。
同じ植物でも四季によって違いが出て、わっぱらんどでは季節によって様々な楽しみ方が出来ます。
わっぱらんどでの今年の講座はこれで終了ですが、3回行った
講座の資料をまとめ、ガイドマップを作る予定になっています。
来年以降はマップを活用し、訪れた皆様にいつきても楽しんで頂けるようにしていきたいと考えています。