ぐるっとマップNo.111「北アルプスと雨」を公開

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このお知らせページでは、ぐるっとマップに盛り込み切れなかった情報を追加掲載しています。

No.111 北アルプスと雨

このほど国土交通省大町ダム管理所により発刊された「北アルプス発見ガイド」では、長年の観測データを元に北アルプスの不思議が解説されています。今回のマップでは、その中から暖候期の降水量について紹介します。

※このマップは、大町ダム管理所長杉本利英さんのアドバイスを受けて作成しました。

※「北アルプス発見ガイド」は大町ダムのホームページよりダウンロードできます。

http://www.hrr.mlit.go.jp/omachi/info/kitaarupusuhakkengaido/150312alpsguide.pdf

北アルプスには標高が3000mを超える山が10峰もあり、湿った空気が山の側面に沿って上昇し雨雲を発達させるため、大量の雨が降りやすいのです。

特に風向きが西~北西の場合、剱(つるぎ)岳・立山や白馬付近で、南南西~南西の風向きでは槍ヶ岳や穂高岳周辺で雨雲が発達して大量の雨が降り、北アルプスから東側へ離れる程降雨が少なくなっています。

高瀬渓谷から大町市街地にかけての月別降水量を見ると、高瀬川上流ほど雨が多く、平地部に行くにしたがって降雨量が少なくなる傾向が顕著です。

北アルプスの高い山々が屏風の役割を果たし、大北地方に降る雨に大きく影響しています。