わっぱらんど整備 ツリーハウスのデッキを張り直す!

水辺の公園わっぱらんど。
農業用の温水路の周りを、みんなで遊べる場所にしようと、
1999年から市民がボランティアで整備をしたりイベントをしたりしてきました。

昨年度はあずまやのテーブルを地元材で貼り直したり、地元のヒノキでベンチを6台作り、今年6月には5年ぶりに橋やデッキに防腐剤を塗りました。
今回はツリーハウスの下のデッキを修繕します。2024年の北アルプス国際芸術祭で北アルプス林研グループが作った作品「森アート」の杉材を活用して、傷んだデッキに貼って修復します。

お昼には地域の伝統的な釜「ぬかくど」でご飯を炊いて、豚汁と一緒に食べます。ぜひ皆様のお力をお貸しください。市民の力で憩いの水辺を作っていきましょう。

日時:2025年9月28日(日)9:00~12:30 
場所:わっぱらんど(大町市平)  ※小雨決行です。
対象:子ども~大人まで それぞれができることで作業します。
持物:長靴、帽子、飲み物、汁椀(ご飯と汁物用)、軍手、汚れてもよい服装
申込:フォームからお申込ください。(保険をかけます)

作業内容

2009年に子どもも一緒に参加して作ったツリーハウス。長年愛されてきましたが、昨冬の雪で屋根のはぜ棒が折れ、6月に屋根のシートを剝がしました。
また、時々修繕してきたデッキも風化が進んで剥がれる箇所が複数出るようになっています。ここに大町産(海ノ口)から切り出された杉板を使い、防腐剤を塗って貼り直していきます。

デッキ デッキの傷
ここのデッキを貼り直します 今年になってあちこち傷みが進行
森アートで使った杉材 工事の様子
昨年、制作にも参加した森アートの材を使います 2009年のデッキ制作も市民がボランティアで行いました

主催:NPO法人ぐるったネットワーク大町
後援:連合長野大北地域協議会

協力:北アルプス林研グループ
*本事業はゆうちょ銀行の「ゆうちょ エコ・コミュニケーション」と、連合長野ふれあい基金からの寄付を活用して実施しています。

活動レポート「ツリーハウスのデッキを貼り直したよ!」

6月に続き連合長野大北地域協議会さんのご協力をいただき、連合から11名のボランティアが参加。ぐるったで募集した一般のボランティアも15名、北アルプス林研グループから5名、地元大町の人に加えて白馬や松本からも参加して、合計31名が活動しました。 

使った81枚の板は、2024年秋の北アルプス国際芸術祭で北アルプス林研グループが制作した「森づくりアート」の地元杉材。→こんな作品 地元で活用されるまでがアートなんだとか。市民に親しまれている場所にピッタリの材料です。

まず防腐剤(キシラデコール)を板の表裏に塗って乾かしてから、林研グループの木こりさんたちの指導で現在のデッキの上に長さを合わせて貼っていきました。さわやかなお天気の下、どんどん塗っては板を切って釘とネジで留めていきます。
ミズナラが大きくなって板が食い込みかけていたところは、ノコギリで切り広げました。

休憩では、安曇野地域に伝わる伝統的「ぬかくど」で籾殻を入れてご飯を炊く釜に火入れ。自動的に火力が強くなって弱くなって、程よくご飯が炊ける組み立て式の釜なんです。
後半は、残った防腐剤であずまやの柱や外壁、昨年作成したヒノキのベンチを塗りました。草刈り隊は、仮払い機で入口や水路周辺、あずまや周辺の草を払っていきました。目に見えてきれいになっていくのは達成感!がありますね。

みなさんの協力で作業が捗って、11:30には作業終了。片づけ後はぬかくどご飯のおにぎりときのこ汁をいただきました。お疲れ様でした&ありがとうございました!(残念、写真を撮り忘れた💦)

今回帰省を兼ねて名古屋から来た若者から「小さい頃に遊んだわっぱらんどに恩返しができてよかった!」という嬉しい感想をいただきました。8月に大町に移住したという方からは「次のイベントはいつ何をやるの?ぜひまた参加したい」との言葉も。

わっぱらんどの活動のスローガンとも言える「自分たちのまちは自分たちでつくる」を合言葉に、楽しみながらみんなの力でよりよい場所にしていけたらと思います。また、みなさんのご参加をお待ちしています。

連合長野大北地域協議会のサイトにもレポートがアップされました。→こちら

北アルプス林研グループのみなさん デッキに防腐剤を下塗りしていきます
地元の小学生も参加 昨年の森づくりアートに参加した小中学生も参加
81枚の板を表裏、次々と塗っていきます 昨年7月に作ったベンチも塗り直しました
長さを合わせてカットします インパクトドライバーに挑戦!
草刈り隊も活躍してすっきりしました みんなで記念撮影。イェイ!

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