夏休み宿題片付け隊2022 レポート

日時:2022年8月2日(火)、4日(木)9:00~17:00 途中帰宅もOK
場所:フレンド・プラザ大町2F、大町公民館
対象:大北地域の小学生・中学生
参加者:2日 小学生 31人、4日 小学生 37人(兄弟姉妹6組)
    スタッフ4人、大人ボランティア5人、高校生ボランティア4人、農村生活マイスター4人
参加費:1日 1,000円/人
持ち物:筆記用具、宿題、自由勉強、飲み物

プログラム:9:00~12:00 宿題・課題タイム
 2日:新聞つくり隊(大糸タイムス)、4日:ポスターつくり隊(山猫屋)
11:00~12:00 昼食つくり隊「地元の食材で昼食をつくろう」
12:00~13:00 昼食
13:00~   ボードゲームタイム
14:00~   SDGsワークショップ「世界の食卓」/宿題タイム
15:00~   おやつタイム
15:30~   宿題タイム、片付け・アンケート
17:00    クローズ

主催:(特)ぐるったネットワーク大町
協力:大糸タイムス、長野県農村生活マイスター北安曇支部(大町地区)、山猫屋
後援:大町市教育委員会、池田町教育委員会、松川村教育委員会、白馬村教育委員会、小谷村教育委員会

「宿題片づけ隊」は大北地域の全小中学校にチラシを配布して、申込は全員小学生でした。今回は宿題によく出る壁新聞とポスターづくりも入れ、希望者には大糸タイムスの記者さんと山猫屋のデザイナーがサポートしました。

今年は調理室が使えるようになったので、農村生活マイスターの指導で野菜を洗ったり切ったり、炒り卵や蒸し鶏を作ったりして、地元の野菜や信州産全粒粉小麦の特製冷や麦の昼食をみんなで食べました。新鮮な素材で自分で作った食事は格別だったのではないでしょうか。

午後はSDGsに絡めて「世界の食卓」の写真を見ながら2日は「世界のおやつ」、4日は「おいしい食べ方」で、自分たちの食生活と世界の食文化を知る国際理解のワークショップを行いました。その後で「伝統的なおやつ」として大町特産の凍り餅を出しました。初めて食べる人もいましたが「美味しい~!」との声が多かったです。
凍り餅をお土産に持って帰った人は、ぐるったのサイトも参考に家で作ってみてください。

午前に「宿題が終わった」「やることない~」という子もいて、早くもボードゲームタイムに入る子も。昼食後もあちこちにゲームの輪ができて、高校生のお姉さんお兄さんがゲームマスターで遊びをリードして、学校や学年を超えて盛り上がっていました。
今年は低学年が多くて集中力が続かない子も多かった一方で、ポスターや宿題ノートにじっくり取り組む子もいて、丁寧なサポートが助かったようです。宿題がはかどったり、新しい友だちができたり、夏休みのよい思い出ができたようでした。

今年から参加費をいただきましたが、申込は半日足らずで満員になり、昨年にも増してニーズの高さを感じました。スタッフは一日で8000歩以上も歩き回っていて、講師やボランティアの方々に大変助けられた2日間でした。関係者の皆様、どうもありがとうございました。

2階の大会議室
ボランティアがサポートします。
2階の小会議室
宿題に集中していました。
プロの新聞記者から直接指導をうけました。 ポスターは10人以上が取り組みました。
調理室では炒り卵を作ったり 野菜も刻んでみました。
2日目は茹で卵を剥いたり 蒸し鶏を裂きました。
カラフルで新鮮な地元食材がずらり! 美味しくいただけたかな?
SDGsで世界の食文化について話しました。 折り紙教室の先生は小学生です!
ボードゲームは大人気♪ いろんなゲームにチャレンジしました。
ボードゲームのラインナップ 凍り餅は作る過程も面白い!

参加者の感想

  • ここに来て他の子といっしょにあそぶのはすっごく楽しいと学んだ!!
  • 宿題のわからないところをおしえてくれるし、ともだちとゲームもできてすごく楽しかった。
  • 家ではなかなかできないポスターが「ほぼ完成」という所まで進みました。教えてくれるが先生いたので、上手にできました。
  • 世界の食卓で、世界ではこんなものが食べられていることを知れた。
  • ポスターもおわったし、夏休み帳も全部終わってよかった!!
  • ごはんがじょうずにつくれてよかった。
  • あたらしいともだちもできて、しゅくだいもすすんだのでよかったです。
  • 宿だいがすすんでよかった。こおりもちがおいしかった。

保護者の感想

  • 違う学年、学校の子と面白いカードゲームで遊べて楽しかったと喜んで帰ってきました。ポスターも1日集中して取り組め、納得いくものが完成できたそうです。
  • 宿題はポスターなども含め思っていたより進みませんでしたが、カードゲームや複数人でやる遊びは新鮮で、他校の友だち、異学年の友だちとの時間はとても有効的だったようです。帰宅してから沢山話をしてくれました。
  • 普段はあまり好まない野菜も、『すごくおいしかった!』との事で、調理の楽しさもあり、食事はとてもよい時間だったようです。
  • 凍り餅を初めて食べてとても美味しかったと言っておりました。
  • 難題だったポスターを仕上げて来てくれたのでホッとしました。ちょっとしたことでも褒めて頂いたのがとても嬉しかったみたいで、また来年も行きたいと言っています。

*本事業は地球環境基金の助成金を活用しています(2022年度採択事業)。
行政の委託等ではありません。