釣り体験とイワナの産卵床づくり2022 レポート

日時:2022年9月23日(祝・金)9:00~15:00
集合:コヲミ平釣り堀センター(大町市平高瀬入1221)
参加者:子ども 8人(+未就学2人)、大人6人、スタッフ4人、漁協3人
協力・指導:北安中部漁業協同組合

<プログラム>
9:00~11:00 受付、魚釣り体験
11:00~13:00 魚捌き、炭おこし、昼食
13:00~14:00 川と魚の説明、尾入沢でイワナの産卵床の見学、ふりかえり

北アルプス地域の川と魚を知って親しむイベントで40人を超える申込がありましたが、台風接近でキャンセルが相次ぎ、雨天でも厭わない5家族が集まって少人数での開催となりました。
午前中は小雨だったので漁協の方から釣りのやり方を教わり、釣堀でニジマスを釣って、自分たちで魚をさばいて炭火で塩焼きにして食べました。なかなか釣れなくて苦戦する子もいましたが、食べる分はなんとか確保できました。

午後は漁協の方より、この地域の川や魚のお話を聞きました。北安中部漁協では鹿島川、籠川、高瀬川、乳川を管轄しており、そこに棲む主な魚は川の最上流の冷たい清流に棲むイワナですが、最近は水温が上がってイワナが棲める環境が狭まったり、河川環境の変化で産卵に適した場所が少なかったりすることから、秋の産卵に向けて砂利を敷いて繁殖しやすい「産卵床」をつくるという説明がありました。
近くの渓流でイワナが繁殖しやすい環境をつくる予定でしたが、雨が降ってきたため、渓流に降りて産卵床づくりのデモストレーションを行い、予定を切り上げて早めに解散しました。

漁協の方から釣りの説明を受けます。 大人も子どもも釣りにチャレンジ!
ニジマスが釣れた! 私も釣れた~!
採ったぞ~! おっかなびっくり内臓を出しました。
塩を塗って炭火で焼きます。 野菜も焼いて美味しくいただきました。
急な渓谷をはしごで降りました。 イェイ!雨が降っても元気だぜ。
尾入沢の渓谷は水がきれい!! 産卵床を一つだけ試作しました。来年こそは!

参加者の感想

  • 雨でしたが人数もちょうどよくアットホームに楽しめました。漁協の方のお話はどのぐらい子どもに定着したかは怪しいですが、親も知らないことがたくさんあり、帰ってからも親子で話題にして、時間をかけて川の知識にさらに親しんでいけたらと思います。次はガサガサやりたい!そうです。
  • 子どもは釣りでたくさん釣れたのが楽しかったようです。産卵床作りは少ししか出来なかったけれど、楽しんでいました。
  • 漁協の方と関わる機会が普段はないため、魚のことや河川のことなどを学べたことがとても良かった。また、釣り人として大先輩である方達に釣り方を教わることができた。ぐるったさんのイベントは毎回学びがあるので、参加するのが楽しみです。

*本事業は地球環境基金の助成金を活用しています(2022年度採択事業)。 行政の委託等ではありません。

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